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 快晴とまではゆかないが、青空もみえるあぁまぁの朝だ。
 食堂で朝食を食べるとホテルを出る。車に乗ろうとしたら誰か小走りにこちらへ駆けてくる。「待って!」昨日の夜甥っ子と飲んで歌っていた、当部屋担当の彼女だ。朝食堂で挨拶も終わっているはずなのに。「黙って帰らないで、お見送りくらいさせてよ」
 そうまで言われるとまんざらでもない。一緒に写真をとったりして「待ってる、また来てよ」車がカーブを曲がりきるまでは手を振っていてくれた。客としての気分も爽快。
 今日は今回の旅行の最大なんて大げさかな。「立山黒部アルペンルート」と行く。
 北陸自動車道から立山ケーブルカーの駅目指して車は快適に進む。そこで車を長野県の扇沢駅まで回送してもらう。みんな甥っ子が予約済で料金も割引してくれる。
 そこで一通りの説明を聞く。乗り物に要する時間は95分だが待ち時間や見学等をみても4~5時間くらいは掛かると言う。しかし車の回送時間は5時間程度かかるという。
 早く行っても車が着いていないことも在りうるということだ。
 美女平まで500Ⅿ余の高低差をケーブルカーで上がる。7分でだ。
 そこで今度はバスに乗る。一台出て行ったから何分か待たされるかと思ったら、すぐに来た。指示に従って乗り込んだら、一連の団体らしき小母さんたち一行が何やら大声で話ながら乗り込んできた。通路を通りすぎる時、一瞬“臭い!”強烈な匂いだった。
 話している言葉も何を言ってるかわからない。そうか中国か韓国の人、その辺に違いない。
 有名な『雪の回廊』は、そこへ入る前にも結構雪があったこともあり、思っていた程の感激もなかった。室堂は晴天、しかし風強く寒い。駅のホテルはその前の広場は除雪してあり、雪は無い。しかしその裏は一面の雪でまっ白。とにかく寒い。用意してきたヤッケを着てどうやら寒さはしのげた。
 昼食はこの食堂しかない、と言うがまだ11時にもならない。早く来すぎたにしてもここで戸外へ出れば強風で寒いし、中の売店ばかり見ていてもつまらん。
 「先へいってみますか」トロリーバスで大観峰へ。絶景かな、絶景かな。されど風強しだ。
 宙ぶらりんでスリルのありそうなロープウエイで黒部平へ。時間はちょうど良し。あった。食堂が。「ここで昼にしよう」二人で二階食堂へ上がっていく。レジに女性が二人。
 椅子席で数えてもみないが、100席には利かない広い食堂であった。
 「何にする」注文したら「予約が入っておりますので、お席はこの前3列までの間にお願いします」たった二人だ、その後にきた客もいない。一列でも余る。
 食べ始めたら騒音がして大勢の人、人、人。ガイドさんが小旗を持って指示しておられる。
 そんな団体さまが次々とお出でになり、たちまちふさがった。すべてあちらの国のお客様であった。こんな旅行ルートが異国の人たちに、どのように伝えられているのかちょっと不思議にさえ思えた。
 ケーブルカーで黒部湖へ、巨大なダムは静、5月なので放水もしていない。
 殉職者の碑に目礼し、会館の中で展示物を見たり、映写で工事中の様子を見せてもらったりして、偉大な事業であったことをしみじみ感じた。正に人、人間同士の力の結集といえる。
 それにしても、乗り物以外駅には商業施設は何も無い、と、友に聞かされて来たのだけれど、とんでもない。乗り物から降りればあの店の売り子の声「ここにしか売っていないお土産です。お買い漏れのないように」まったく余計なお世話というもんだ。
 裕次郎の“黒部の太陽”ともお別れしてトロリーバスに乗る。扇沢に着いたら更に大きな売店が待っていた。立山駅からそれでも4時間ちょっと時間を潰してきた。
 指定されていた駐車場に、車は待っていてくれた。
 念願の旅行もこれで無事終了した。次はいずこへ。  おわり
寄稿 H.N
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