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| 【何事も人並みであっていい、否そうありたいと思う】 |
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会社勤めで４１年、その間に諸精度も変わり参稼報酬が基本となって給料を頂くのも楽なものではありませんでした。
それでも、終わってみれば悲喜交々のわが人生、大過なく終えたことに一応満足と自分に対して賞賛を送っても、と思っている今日この頃です。
でも、毎日の出勤には足の重い日も、休暇を取りたいと思ったことも無かったと言えば嘘になります。そんな自分を支え、会社へと足を運ばせてくれたのは、人並みに言えば家族であり、特に“糟糠の妻”であったことに間違いはありません。
酒を飲めない私のストレス解消法は家族以外には、大衆文学を読むこと、それに体を動かすこと、スポーツです。
とはいっても今はできるスポーツも減りましたが、時間の都合がとれればいつも楽しく続けています。
スポーツとの出会いは、小学校時代に卓球部に所属し、選手として対校試合に出場したことに始まり、中学、高校時代には、陸上競技、バレーボール、テニス、野球、水泳等、全てに於いて選手として公式競技に参加、出場した“万能選手”でした。
しかし抜きん出て良い成績をあげるでもなく、しんがりでもなく、目立たぬ存在ではありましたが、人並みと言われるクラスのちょっと上で自分なりに楽しくやれたことに満足？
私が多くのスポーツに出会えたのは、とにかく熱中し短期間のうちに選手レベルの技量に達することでした。（これって自分だけの特技だったかも、と自負してるんだけど）
それぞれの競技を通じての想い出は沢山あります。不思議にも苦しかったこと、切なかった事は薄れ、楽しく嬉しかったあの時、あの瞬間だけがいつでも脳裏に蘇ってくるのです。
これこそ自分自身の宝、自分が自分であることを認識させてくれる証と思っています。
今は、雨ふれば卓球を、爽やかな空を仰いでテニスを、近くのスポーツセンターで最良のサポーターでもある妻と楽しくやっております。
時々はバッテングセンターで汗を流し、ゴルフは會ての同僚と旧交を暖めながらのラウンドです。
私は極めて穏健な性格であり決して粗暴な面はありません。しかし、否そのせいでしょうか、仕事中にどうにも堪らないほどのストレスを感じた時、長い物を振り回す、そう、バッテングセンターに立っている自分に気付くこともよくありました。
まだまだ頑張り続けるつもりです。
テニスラケット、野球のグローブの手入れは怠る事なく入念に続け、コートに、グランドに立つ日を思い描いている毎日です。
私の人生において過ぎたる欲望の持ち合わせも無かったからか、地位や名誉、富もありませんが、衣食住なってマァーマァー“人並み”の人生といっていいのかな。
仕事もスポーツも一生懸命頑張って“人並み”現在は健康にも恵まれ地域の環境整備、学童パトロール等のボランテアにも参加しながら、日課のウオーキングも欠かしません。
今日４月３日、ウオーキングは桜吹雪の中、気分爽快、軽やかに颯爽と“今が一番素敵な自分” |
| 特別寄稿 T.S |
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