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【どんぐり屋】
【虫の音を聞いて思い出すこと】
 今年は台風に見舞われることもなく、頭を垂れて見事に稔った「こしひかり」の刈り取りも終え、寒暖の差を日ごとに感じられる頃となった。
 車に乗ってしまえば聞こえぬが、家へ帰れば玄関で、そして部屋の窓辺から虫の音が。
 そう、もう秋なんだ。“天高く馬肥ゆる秋”
 そして私には今は閉じてしまったあの店をつい思い出してしまう。
 40年は通ったであろう。最初は彼の修行中でおふくろさんと妹、それにお手伝いさんのさっぱりとした居酒屋であった。つまみはいつも家庭料理の枠をでることはなかった。
 そして2年位して彼が帰って来た。さすがに違った。目の前で手際よくこなす包丁さばき。会話も楽しく酒も旨い。
 私がその店へ行ってみようと思ったのは、隣町の同業の社員から、折りたたみ式のビニール製のたばこケースをもらったことに始まる。ボール紙をグレーのビニールに包み、店の名前が浮き出てみえる1列10本入れの何の変哲もない安っぽいたばこケースである。それに隣町であるところが気にいったともいえる。知る人に会う機会も少なかろう。そして自分の行く回数も乗り物の世話にならねばならないことから、制限を余儀なくされる。
 行く時は休日の夕方、まだ明るいころが多かったように思える。カウンター越しに彼と話をしていると、たまにおふくろさんが顔を出して話のなかに入る。
 「かあちゃん、やかましいね、あっちへ行っててよ」
 それが面白くない。私に向って
 「上がって飲もうよ。料理も酒も運んでこいよ」
 そして私を部屋へ案内してくれる。あの頃も年でお座敷へは特別招かれでもせねば出ることはないが、三味線をもったらばあちゃんの右へ出る人はいないと聞いていた。
 さすがに長い間の花柳界生活、時には乗り出すようにして話されること。私には初めて聞く裏話、苦労話は興味津津、楽しみの一つであった。
 「もうだいぶ前にお亡くなりになったけれど、私を贔屓にして下さる社長さまが10名位のお客様をお連れして、いつも決まった宿で私を呼んで下さいました。そして皆さんが席に着かれると、私に
 『今日は特に大切なお客様をお招きしたので、ここの芸妓を総上げしておもてなししたいすぐ手配してくれないか』
 と、おっしゃるのです。はい、承知いたしました。下へおりてゆき暫く間をとって、あらかじめ待機させておいた4名の芸妓を連れて、座敷へあがります。そして社長様に
 『社長さま、私どもにとりましては本当にありがたいお気持ちですけれど、ちょうどお座敷がかかったり、他座敷で抜けられないとかで申し訳ありません。私たちだけですけれど、一生懸命努めさせて頂きますのでご容赦くださいますように、お願いいたします』
 『そうか、それは仕方なかろう。皆様そのようなわけで、どうぞご了承くださいますようにお願いいたします。それ、お酌して、賑やかに頼むよ』
 これみな打ち合わせ無しの演出よ。最初からお客様に聞こえるように私にいう。そして私も皆さんに聞こえるように社長様に伝える。このようなこと社長様も私のとったこと最初から承知のこと、当たり前のことなんです。言われるようにみんな呼んだらどうなります。線香代が大変ですよ」
 40年前のお話です。
特別寄稿 K.Y
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