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 今日も快晴、極上の“秋日和”というところだ。
 雄大な日本海の静かな朝だ。やっと念願の新発田城へ行けるわけだ。
 途中から無料の高速道路へ上がる。
 「結構走ってるじゃないか」と云ったら「無料だからですよ」
 暫くしてインターをおりて新発田市内を走る。そして豪壮な三階櫓が見えた。駐車場から堀端を歩いて石垣の上に築かれた隅櫓が“城”を実感させてくれる。堀を渡り本丸表門へ向う所で「ちょっと待った」案内してくれた所は、暮の名物なんていうとお叱りを受けるかしらないが、赤穂47士の一人、堀部安兵衛の銅像の前だった。
 安兵衛は新発田藩士中山弥次右衛門の息子で、13歳の時中山家が断絶、家名再興を志して江戸に出る。そして高田の馬場での仇討によって名をあげ赤穂藩士堀部家の婿に迎えられて、名をあげ故郷に二本差しの雄姿を飾ることになった、ということだ。
 毎年12月14日には安兵衛を偲んで法要や剣舞、詩吟や、少年少女が例の火消し装束で市中パレードが行われると云うから大変なことだ。
 さて向いのお城入場だ。堀を渡って「本丸表門」をくぐる。これは本物、時代を感じさせてくれる。
 見学料をと用意していたら「無料です。ここへ記帳をして下さい」とのこと。米沢とは違うなぁ。
 おまけにボランテアで説明までしてくれる。再建したニ層の辰巳櫓を見学。要は城のミニチュアだ。白木のがっしりとした骨組みは日本の木造建築の粋、大好きなところだ。
 三階櫓はこの敷地が自衛隊の駐屯地になっており、そのなかに位置するため見学は出来ない。
 堀を挟んでその雄姿をみるだけである。本丸は無い。でもここはやはりお城に変わりはない。
 ついでだからと「足軽長屋」へ行こう。狭い小路をめぐってたどり着いたところ。静かだ。そこに平屋茅葺屋根の長屋が1棟.閑静な佇まい。尤も誰も住んで居ないんだから、人の子も犬ころもいるわけがない。8軒長屋で、その中の1軒は見せてもらえる。
 入口土間と炉のついた板場、炊事場、畳の部屋は2室。床も勿論書院も無く、極めて質素である。こんな所で住んでいても「武士」か、と思わされる。
 隣に新発田藩溝口家の下屋敷という京都風の回遊式庭園を持った「清水園」がある。
 広い屋敷に池あり、木あり、春夏秋冬それぞれの趣があってよかろう。優雅なものだ。
 建物は別に豪奢と言えるものではないが、部屋から庭を眺めておったら、さて。
 次はどこへ連れてってくれるやら。
 車窓から月岡温泉街を通って、そうだもう10年位前になろうか、兄姉3人で泊ったことがあった。
 勿論生まれて初めてのことだった。兄貴も姉もみんなが酒はダメな方だったから、もっとも飲み物はお茶で結構だが、昔の思い出話に花が咲いて楽しかった。そして最後が圧巻だった。
 翌朝もゆっくり風呂へ入って「よう、帰るか。やがて時間だろう」
 バッグを持ってエレベーターで1階フロントで精算していたら
 「お客様、履物はいかがなされましたか」なんと3人ともホテルのスリッパのままだった。
 仲居さんが持ってきて下さり、3人お礼を言ったり、自分達の間の抜けた阿呆らしさにあきれはて、みんなで笑いながら見送られて帰った。その時のホテルが向こうに見える。
 私は病み上手な死に下手ね”と自称していた姉も今はいない。
寄稿H.H
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