|
【人間が自然を破壊し、自然が人間の文明を破壊する、そして‐‐‐】 |
|
人間は地球、そして自然の恩恵を受けて生存している。
人間は自然の中に放り出され、自然に忍従し、工夫をかさねそして時に逆らい、自らの生存の道をまさぐり団体生活の社会を構成して今にある。
地球上の生き物の中でも秀でて機能的にも精工に、そして成長とともに知恵もついてくる。
例えば手の指の動き一つをとっても、自分の意志にもとずいて必要なことを為してくれる。
これも自然の進化というべきか。
これほど器用に生活用品も開発製作し、科学技術の発展も、更に自然と共生と云いながら自然に逆らい戦いも挑んできた、それは自然破壊にもつながり災いも起きている。
それらは全て人間の生活文化の向上のためであるとして処理される。
登山家が峻厳で高い山に挑み、這いつくばるようにして頂上を目指している様は、自然界の大なること、人間のその小なること。その時上から大きな岩石でも落下して来ようものなら人は転落、1命をおとす結果にもなりかねない。しかし、懲りずに上り続ける。なぜなら「そこに山があるから」
それも一つの征服欲であろう。自然に挑む人間の姿だ。
人の世もその昔から「生」と「死」が繰り返され、今21世紀に生きている。仮に人生50年といわれた頃あり、またそれ以前にもっと短い頃もあったであろうが、生きてゆく術を伝え合い向上を目指し、工夫を重ね今はどうだ、70年、80年の命をあたえられる時代になった。否なってしまったと言ったら。.この先も後退することはなかろうと思われるから90、100歳も近いのではなかろうか。
その昔、ある地方に姥捨てという習慣があり、その年代になると、子供に迷惑を掛けないようにしてからだを弱め、頃をみはからって子は年老いた母を背負って山へ置き去りにしてくるという習慣があったとか。
今はどうだ。病院や施設では自分の意志もなく、ただ呼吸している、それも補助装置をつけて生かされている人の多きこと。人の命の尊さとはどこまでをいうのだろうか。
はたして自分が病に倒れ同じような生かされ方をするとしたら。止めて欲しい。しかしその時は自分でそんな意志表示もできないだろうから、医師の為すままにされるしかないのであろうか。
人間は弱くなって寿命が延びた。そんな感じがしてしかたない。おかしな格好だと思う。
サプリメント、健康食品、をとっている人のいかに多きことか。かく言う自分もお世話になっているのだから困ったものだ。
貧しかった昔の食事は飯は今の「こしひかり」等という美味しいお米はなかったが、野菜が良かった。肥料も良かった。生産者はよく面倒をみて育ててくれた。雨や風に耐えた強い野菜、自然の中でその時期を忘れず、いつも旬のものをバランス良く食べていた。
その食事が日本人の体形、仕組みに合っていたとか。
「こぼしたご飯は拾って食べなさい」と教えられた自分にたいし「こぼしたご飯は食べてはいけません、バイ菌がついてるから」
バイ菌、バイ菌、バイ菌。
新しいばい菌たちが次々と現れてこの地球を制覇してしまう日がくるのではなかろうか。
新しいバイ菌たちは自然を傷めた人間達が作りあげてしまったのではなかろうか。
進化とは破壊に向っていくことなのか? |
寄稿D.W |
|
|
|
【投稿コーナー】への投稿募集中♪
↓↓↓ |
|
|
|
|
|