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【どんぐり屋】
【尾瀬、否、尾瀬沼をちょっと見てきました】
 “夏が来れば思い出す 遥かな尾瀬 遠い空”
 歌では知ってはいたものの、また新潟県の県境に接していて地図上では近いところにありながら、遠い、行きづらいところでもありました。
 子どもと妻が新聞の記事をみて申し込み、日帰りの「尾瀬行き」が決まりました。
 7月下旬のちょっと天候が気になる日。魚沼市観光協会が企画した、奥只見湖を船で尾瀬口まで、そこからバスで御池を通り沼山峠まで、壮年、老年?組の26人に市から派遣された熟年ガイドさん3名。
 「お昼の弁当はお持ちですか」みんなが「ハイ」「雨が降った時の用意は大丈夫ですか」「ハイ」「それでは出かけますが、今の時間ですと尾瀬沼でのお昼は12時30分頃になると思われます。それでは3班に別れて出発します」
 暫くは上りがつづく、時々ガイドさんが立ち止まり花を指差してその名を教えてくれる。今まで聞いたことも無いその名前は、次の花の説明を聞くと復唱していたにも関わらず忘れている。照りもせず、降りもせずで天気には助かったが、わが身はそうはいかぬ。杖をついてフーフー言いながら付いて行くが、途中で何回か立ち止まってガイドさんの花の説明が疲れを癒してくれることに気づきました。
 やがて下りで大江湿原の木道が続き、すれ違う人たちとの「こんにちは」声の掛け合いで「これが尾瀬なんだな」どこからかウグイスの鳴くねも新鮮に聞こえます。
 今が満開の「ニッコウキスゲ」もちらほらと、そして尾瀬沼といえば「三本カラマツ」との説明を聞いて、木道の穴ぼこにも注意してきた顔を上げて「やれやれ」
 「長蔵小屋」脇の広場でリュックを下ろし、まだ冷たさの残っている麦茶でお握りを食べているうちに「あれ?」雨だ。ポツポツと当りだした。雨足がゆっくりだったので簡単な食事を終え、雨具の支度もできた。しばらくは売店やビジターセンターを覗いたりして集合が掛かった時は雨具を着て傘をさしていた。せっかくだから眺めの良い所、記念写真の場所をとガイドさんが案内してくれた。雨は次第に大降りになってきました。
 木道からちょっと脇が広がっており、「ひうち岳」を沼の背に見ることが出来る所、あいにくの雨で見えずじまい。そして戻りの途につくことになる。どしゃ降りの雨も小降りになってきて、尾瀬を守り続けた「長蔵小屋」初代の平野長蔵氏をはじめ三代のお墓を詣で、尾瀬の自然を守ることの大切さ等の説明を受けました。
 その頃になると雨はすっかり上がり、みんな雨具を脱いで青空さえ出て木道を戻りはじめます。時々交差する水の流れは透き通り、底の土の色さえ純で美しい。
 帰りの道は聞いていたが、きつかった。長い登り坂がこれでもか、これでもかと続き、休み、休みで下りになった時はホッとして嬉しかった事。
 尾瀬は日光国立公園から分離独立して「尾瀬国立公園」となりました。
 国立公園内では、自然のまま、ありのままにしておかねばならず、ガイドさんの説明で綿を被ったような木を指して「あの木はオオシラビソそして枝に掛かっている綿みたいなのがサルオガセ。サルオガセが付くと木は枯れてしまいます。サルオガセは風に舞って次々と移動します」「あの花がヤナギラン。以前はこの辺一体にあったのですが、笹竹が生命力が強くヤナギランの場所を奪ってしまいました」そう言っても人が手を掛けられず、ただ見て嘆いているばかり。弱肉強食もそのままにしておくことが国立公園とか。
 旅行社の企画も多いし、旅行ガイドブックも「いらっしゃい、いらっしゃい」と書きたてている。尾瀬の入り口周辺は宿も、また尾瀬コースの中にも、宿泊施設や、休憩所等の施設も整備されていて、個人商店も自治体も集客に力をいれていると見受けられます。
 しかし一方で入山者の急増で、特殊な土質、環境での尾瀬の生態系が変わり荒廃へと進むことを心配されている向きもあり、入山者制限、または入園料(保全料)の徴収等の声も聞く。日帰りの尾瀬は沼山峠往復4時間程度。尾瀬沼をちょっとみて、みんなリュックを背負い、木道を歩き、顔も見ないで声を掛け合ったこと。そこで一句
 “木道を ただ黙々と 歩くのみ”
寄稿 M.S
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