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【一年ぶりの温泉ドライブ旅行】 |
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恒例になっている2夫婦4人の一泊2日の温泉旅行が、今年は福島県の温泉に決まった。それはインターネットで探しているうちに思わぬ方向に引きつけられたからである。
夫婦4人とはいえ、そこそこの歳になれば、同じ部屋で話ができた方がよい、ということで2部屋はとらない。そのかわり狭くても12畳以上の広い部屋、または2部屋続きの部屋と洗浄トイレが付いていること。勿論費用も年金暮らし故、安いに越したことはない。
ある人に言われたことがある。
「宿泊料でどの位の目安でみておられますか」
それは場所と旅館、ホテルの希望があればそれに準ずるほかないけれど。
「本当に良かったと思われるサービス、また行きたいと思うほどの感じの良さを求めるなら一泊 \30,000以上の料金でなければ分からないでしょう。そりゃ \15,000や\20,000程度では泊める側でも何もしてあげられないですよ」
ちなみに、ふと思いついてまた行きたい、そんなことでリピーターになっちゃって行く宿が数軒はあり、実際に3回4回と行き、また機会を作って行きたいと思っているという。
勿論宿泊料はお一人さま最低 \30,000あるいはそれ以上とのこと。
しかし、そうなればお馴染みさんであり、宿の対応が変わるのは当たり前じゃないか、と自分は言いたくなる。そんなに行けないひがみかな。そして帰るときにはいずれ近いうちにまた来ようと思うとか。
同じ旅館やホテルでも宿泊料金で変わるものといえば、お部屋(調度品含めて)お料理、担当の仲居さんかな?建物(変わる場合もあるが)ロビー、売店、二次会処、大浴場、等はみんなの共有場所の筈。
そう考えていくとやはり“人”、人ではなかろうか。感じの良い仲居さん、または気配りがきいて、ちょっと綺麗で気兼ねなくお話相手をして下さる女将さんが居られること?
チェックインには40分ほど早かったけれど、ホテルでゆっくり休みたいと思い、車を止めてフロントへ行く。
「お部屋もすぐ準備が整うはずですから、ちょっと椅子に掛けてお待ち願えませんか」とロビーへ案内して下さった。間もなく中年の仲居さんが見えられて「大浴場はこちらの方を、ご夕食はこの階段をおりてすぐでございます」
エレベーターで最上階6階の部屋へ案内されて、みんな驚いた。毎年あちこちと出かけているのに、こんなに広い部屋、しかもツインベッドルームも広くて隣のベッドに手が届かない。和室は16畳、大きな液晶テレビにインターネットも接続できる。
部屋からの眺めがまた素晴らしい。眼下に大きな池、周囲を遊歩道として整備されており、遠くに山並も望める。二人の妻は嬌声をあげて喜び、しばしはトイレやお風呂等の部屋周りをしては驚き、喜んでいた。二人の夫は早々に着替えて温泉へ、上がってビールを飲むことしか頭に無い。夕食も朝のバイキングも美味しく頂き、お一人様\14,700エッ。 |
寄稿N.N |
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