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【ここらでちょっと一休み(100号を向えて)】 |
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今年も自然の起こす災害は止むことを知らないようです。
日本には珍しい竜巻現象、いつもの梅雨とは違って常識破りの大雨を降らせて、美しい日本の自然環境までもが破壊されて道路や家をも共に押し流したり。
この数年はどうもおかしい、何かどこか狂っていやしないか?
3.11事件以来、日本国内の原発は今後の使用についての議論が活発になってきました。
考えてみれば日本全国どこへ行っても温泉は有るようですし、今はどこと言えず地震が発生しています。そんなお国で原発なんて最初から導入すべきではなかったという事ではないでしょうか。
21日NHKのテレビで「メルトダウン連鎖」という福島第一原発の初期段階の真相を当時の担当者等からの聞き取り等で放送していました。
万一の事故の際はこのバルブを操作して…そんな設備は付随してあったのです。
しかし緊急時、事故が発生した時のみ必要な設備に対し、事故発生で作動させねばならないのにその用意が万全では無かったようです。
よく言われる形だけは整っているけれど、事故とはどんな障害をもたらすか、電動の遠隔操作の場合などその電源は非常時でも確保されているのか、または外部からでも即間に合わせられるのか。
発注の不手際で全く使用できない物を大量に用意したが、輸送手段が無くて途中でストップ。
どうせ届いても使えないとはいえ、二重、三重のミスの連鎖だったようです。
そんな事故なんて起きっこ無い、という前提で形だけ揃えておく、今までの極めて“日本的”な考えかたから来ているように思いました。
アメリカの原子力発電所の危機管理体制が紹介されました。
起こりうる可能性のある事故に対しての準備、待機、必要物資の確保、輸送、発動体制が常時できているのです。
その為の維持費はいかほどなものか、いかなることが有っても安全をキープするということは事によると本来の設備費の相当額を必要とすることが有るかも知れません。
日本では全てがそんな事故なんて起こる筈がない。という前提で進められてきたとしか思えない原発じゃないでしょうか。
そして社員しか利用できない病院まで持って。
柏崎刈羽の原発は1号機から7号機迄あって原子炉が発生する合計出力は821万kw世界最大の原子力発電所です。
幸いにして中越沖地震では大事に至りませんでしたが、それ以上の地震、津波が何時またくるやも知れません。
福島原発の事故からどこまでの教訓を得られ、活用されるか分かりませんが事故とは想定して準備をしておいたものには被害無く、まさかそこまで、と思われる所に有りがちなものです。
地元経済はともかく、反対運動が起きるのは極めてあたりまえのことではないでしょうか。
終戦直後に各国からの援助で復興させて戴いたとはいえ、国連の分担費、米国に次いで2番目12.53%296.1(百万ドル)3位がドイツ8.0%、常任理事国にもなれず、政府開発援助(ODA)60億ドル。
まだそんな事をやって行かねばならないのでしょうか。
消費税を上げて国民に未だ負担を強えて、赤字国債を出して外国には“良い顔”をしていなければならないのでしょうか。
愚痴っぽくなってきてすみません。今回で100号となりました。
振り返ってみれば長い様で有り、短くも感じられる8年余。ご支援有難うございました。
今後はまたいつかお目に掛けられる日が来るかもしれません。しばらく休養を頂きとう存じます。
長い間の御支援ありがとうございました。 |
樋山忠明 |
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